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【02.06.07】乳幼児医療 豊田市が10月から就学前まで無料
2002年6月7日 「しんぶん赤旗」
愛知県豊田市は7日から始まる6月定例議会に、10月から乳幼児医療の無料を就学前までに拡大する条例改正、補正予算案を提案します。同市は人口35万人を超える中核市で、愛知県内の市段階でここまで対象を広げた制度に踏み切ったところは初めて。制度の拡大について、日本共産党の大村義則市議はくり返し議会で取り上げ、新日本婦人の会の人たちも運動を続けていました。
同市のこれまでの制度は3歳未満児まででしたが、「子育て支援のいっそうの強化」を目的に、一気に小学校入学前までに拡大しました。対象人数は、これまでの約1万2300人から約2万4600人と倍加します。
入院の医療費も就学前まで無料にします。
大村市議は、昨年の9月議会でも、市民の請願の紹介議員になり、議会の討論で就学前までの拡大を求めていました。このとき、保守・トヨタ系会派や公明党などは請願採択に反対しました。
豊明市では6歳未満まで
愛知県豊明市は乳幼児医療費無料制度を現行の3歳未満児から6歳未満児までに拡大する案を7日開会の6月議会に提案します。愛知県が10月から4歳未満児までに拡大するのに合わせて、通院、入院とも年齢を引き上げるものです。
日本共産党市議団は乳幼児医療無料制度の拡充を議会でも取り上げ、愛知自治体キャラバンからだされた「乳幼児医療費無料制度の年齢引き上げを含む、福祉制度の充実」の請願の採択も求めてきました。