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佐々木議員 3カ所で訴え
2002年5月13日 「しんぶん赤旗」
訴える佐々木憲昭議員(右から2人目)ら=12日、一宮市
ムネオハウスなど鈴木宗男議員疑惑追及の先頭に立ってきた日本共産党の佐々木憲昭衆院議員は12日、愛知県一宮市、名古屋市千種区、同南区の3カ所で、県市町議らとともに連続街頭演説をしました。
一宮市本町のタマコシ前では、宣伝カーの横から佐々木議員を見上げる若い夫婦や自転車に乗った人も立ち止まり、200人以上が訴えに耳を傾けました。
佐々木氏は、鈴木宗男疑惑追及や官房機密費問題を訴えた後、有事立法に話を進めました。
「武力攻撃事態」についての政府答弁など、法案の説明が支離滅裂で、でたらめだと批判。「今度の有事立法は攻撃を受ける前から日本が武力を行使できるもの。自衛隊がアメリカと一緒になって先制攻撃することにつながる重大な法案だ。国内では総動員体制が敷かれ、国民の人権が奪われる」と述べ、有事立法を阻止する運動を広げようと呼びかけました。
「戦争体験者ですから、この法案だけは絶対阻止したい」という田中圭さん(73)=一宮市=。「賛成派がいうような平和のための有事法制なんてありえないですよ」
話を聞いていた女性(50)=一宮市=も「攻撃を受ける前に攻撃できるのはひどいわね。自分の子どもが戦場に送られるかも。許せないわ」と話していました。