HOME > 資料集 > 活動と主張(バックナンバー) >
戦争への道許しません 栄などで宣伝
2002年4月29日 「しんぶん赤旗」
「愛知県安保破棄実行委員会」は28日、名古屋市中区栄で武力攻撃事態法案など有事3法案に反対する署名を訴えました。
「有事立法反対」のミニ看板やのぼり、署名用の机を設置すると、さっそく、署名に応じる人の姿。関心の高さをうかがわせました。
同実行委員会の人たちは、有事法案に自治体の戦争協力が盛り込まれていることに、長野県の田中知事が反対を表明し、大阪府の太田知事も「相談がない」と異論を唱えていることも紹介、戦争へ動員される法に「反対の声をあげよう」と道行く人々に訴えました。
署名に応じた犬山市の教員の男性(56)は、「小泉首相は、まだ、支持率が40%台のうちに(有事3法を)進めようとしている。明らかに、戦争への道だ」と話しました。
革新・愛知の会 宣伝行動に共感
平和・民主・革新の日本をめざす愛知の会(革新・愛知の会)は25日の第3回代表世話人会で、有事立法反対などの当面する運動について、「9条を守る愛知県実行委員会」が進める新聞意見広告や、来月15日の交流会、6月2日の県民大集会の成功に全力を挙げることを決めました。また、「人権擁護法案」「個人情報保護法案」に断固反対し、廃案を求める決議を上げ、小泉首相に送付することを確認しました。
この後、名古屋市中区の金山総合駅前で、「有事立法反対・憲法を守れ」の街頭宣伝。成瀬昇、見崎徳弘、祖父江儀男の各氏がマイクを握り訴えました。
専門学校生の女性は「私の好きな宝塚の生徒たちが戦死したり傷ついたり、人間魚雷で自爆しなければならなかった戦争を絶対に許してはいけない」と署名に応じ、友だちに配るからとビラを持ち帰りました。