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安保破棄愛知県実行委が昼休み宣伝

“有事法制は戦争準備”

「自由に歩けるこの広場も

いつ軍事優先に使われるか」

2002年4月11日 「しんぶん赤旗」

 有事法制をめぐる事態が緊迫するなか、安保破棄・諸要求貫徹愛知県実行委員会は10日も、2月以来毎週続けている、名古屋市中区栄のバスターミナル前での昼休み署名・宣伝行動をおこないました。

 「憲法9条は守らなければ。いまはPKOとか、テロ報復支援で自衛隊がインド洋にいくとか、なし崩しだ」。こういって署名のペンをとったのは名古屋市瑞穂区の男性(75)。18歳で予科練に入り、戦地にはいかなかったものの、帰ってきた名古屋は焼け野原でした。「平和憲法だけは守ってほしい。アメリカのための有事法制なんかやる必要はない」

 東区の会社員の男性(46)は「いまの政治はムチャクチャ、『改革』をいう小泉首相に半分は期待していたがやっぱりだめだった。いまなぜ有事法制? アメリカの属国になるということか?」と語ります。

 瑞穂区の男性(81)は「たくさんの人がこうした署名をすれば何とかなる」という思いで署名をしました。旧海軍の飛行機搭乗員で、着陸の失敗で九死に一生を得たこともありました。「有事法制は戦争準備ですね。テロ報復支援でインド洋にいった自衛隊でも実際にはなにをしているかわからないし、いった隊員もビクビクだったというではないですか。結局アメリカがすべてですよ」

 保険会社勤務の守山区の女性(58)がいいました。「『しんぶん赤旗』を読んでいるからわかるのよ。日本が武力攻撃を受けたときのためだなんてうそ。アメリカの顔色をうかがっているのよね」


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