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食品衛生法改正・運用強化へ
八田議員出席 愛知の生協、各党政策勉強会開く
2002年4月7日 「しんぶん赤旗」
愛知県の名古屋勤労市民生協(めいきん生協)と、みかわ市民生協は6日、地元選出の国会議員を招き、「食品衛生法改正・運用強化に向けて」をテーマに、国会報告・各党政策勉強会を、名古屋市千種区のめいきん生協生活文化会館で開きました。
両生協も参加する日本生協連は、今日的な食品安全のための社会システム確立が必要だとして、1400万もの署名を集めた国会請願(昨年秋の臨時大会で採択)などをすすめてきましたが、その実現をめざす取り組みとして開いたもの。生協組合員や役員ら90人が参加しました。
日本共産党からは八田ひろ子参院議員が出席。
BSE(狂牛病)問題をめぐる国会情勢にふれるとともに、党が先に発表した「食品安全確保法案」要綱について、「食の安全に対する消費者の権利を明確にしなければいけないという点ではみなさんと全く一致しています」と紹介。業界取り締まりが基本になっている現行の食品衛生法を改正し、目的も「食の安全確保」を明記し、法の名称も、性格も変えるべきという要綱の立場を説明しました。輸入食品の検査の見直し、国内検査体制の強化など、6つのポイントを報告しました。
吉田幸弘(自民・衆院)、大塚耕平(民主・参院)、荒木清寛(公明・参院)、大島令子(社民・参院)、都築譲(自由・衆院)の各国会議員も、それぞれの角度から報告しましたが、いずれも、食品衛生法改正などをすすめる立場を語りました。