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設楽ダム建設予定地 絶滅危ぐ種保護へ調査を
愛知の市民団体 国、県に申し入れ
2002年4月6日 「しんぶん赤旗」
設楽ダム建設に反対している市民団体メンバーが4日、建設予定地(愛知県設楽町)や周辺に生息している絶滅危ぐ種のネコギギ、クマタカ保護のために、環境省と愛知県が連携し、生息状況調査と、建設された場合の影響調査を実施するよう、同省自然環境局中部地区自然保護事務所長と、県環境部長に申し入れました。
申し入れたのは設楽ダムを考える名古屋の会の高垣英明、設楽ダムと環境を考える東三河の会の大羽康利、日本野鳥の会愛知県支部の佐々木和治の3氏。いずれも個人の立場でおこないました。
同ダム環境影響評価検討業務をおこなう財団法人・ダム水源地環境整備センターは国土交通省OBや大手ゼネコン会社の社長などが理事で、今後公正な環境影響評価がおこなわれるか懸念されるとして、自然環境局と県環境部の連携による調査を求めたものです。