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愛知県議会が予算可決 万博・空港を推進

林議員が反対討論

2002年3月27日 「しんぶん赤旗」

 2月定例愛知県議会は25日、一般会計2兆3611億円、総額2兆7204億円の新年度予算を日本共産党を除く賛成多数で可決し、閉会しました。

 3年後に迫った愛知万博と中部国際空港のために予算をつぎ込み、老人医療費助成の改悪や県立高校統廃合など「改訂第三次行革」にそった県民犠牲予算となりました。

 日本共産党の林信敏県議が反対討論にたち、「かつてない財政危機のもとで、愛知万博と中部国際空港の同時実現のため、倒産と失業の嵐のなかにある県民に犠牲を押しつけ、将来にわたって県財政を借金付けにする予算」と強調。今年度予算と比べて公共事業費も地方債新規発行額の伸びも、47都道府県中、最高で、「万博、新空港が公共事業費と借金を増やす引き金になっている」と指摘。「ベンチャー育成」をうたいながら中小企業補助金を削減し、愛知万博のために青少年公園の児童総合センターを廃止する県政を批判、県政の転換を訴えました。

 任期を残して新しく副知事に、いずれも県国際博推進局長を経験した2氏を日本共産党を除く賛成多数で選びました。

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