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【05.10.16】「減収、給食の質が…」施設、関係者が悩みつぎつぎ
日本共産党が介護問題懇談会
10月16日「しんぶん赤旗」
日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)は14日、名古屋市熱田区で介護問題の懇談会を開きました。党から瀬古由起子元衆院議員と八田ひろ子参院議員が出席。介護現場の実情について、井上知治(みなと・なかがわ在宅支援センター代表)、丹波真理(地域人権ゆうあい会事務局長)、西本義弘(名南ふれあい病院事務長)の三氏が報告しました。
西本氏らは「介護保険法の改悪によって、尽き百万円、年間数百万円の減収となり、経営は大きなダメージを受けています。これだけの減収はかつてないこと」と語りました。
参加者からは「母を週二回デイサービスに通わせています。十月の制度改定にあわせて、施設側は給食の質を落として個人負担の軽減を図ってくれました。母は“おいしくないので食べなかった。おなかがすいた”と言って帰ってくるので困っています」(天白区在住の女性)などの悩みが出されました。
基調報告した、瀬古氏は「介護の問題は、商店街活性化やニート対策など街づくり全体の問題と結びつけながら、みんなで話し合うことが大切だと思います。皆さんの要望を実現するため、国会と連携して力を尽くしたい」と語りました。
「介護の充実を求める会愛知連絡会」の中村亘代表世話人も参加しました。