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【05.09.25】大増税、憲法改悪阻止へ

9月25日「愛知民報」

 今回の衆院選比例代表東海ブロックで再選された佐々木憲昭衆院議員は選挙戦の感想と新国会にのぞむ決意をつぎのように語っています。

 

「たしかな野党」の役割果たす


衆院議員・佐々木憲昭 衆院議員・佐々木憲昭

 激しい選挙戦でした。真夏の太陽がジリジリと照りつけ、汗が噴き出すなかでの街頭からの訴えは、体力の限界への挑戦のような感がありました。
 けがや病気もせず最後まで頑張ることが出来たのは、党員と後援会員、支持者の皆さんのあたたかい励ましと、スタッフの皆さんの親身になっての支えがあったからこそと、心から感謝しています。ほんとうにありがとうございました。
 私は、何としても「瀬古由起子さんを国会に戻そう」「もう一度、東海ブロックから複数議席を」と、4県を駆け回り、声をからして訴えました。その願いを実現できなかったことは、候補者の一人としてまことに申し訳ない思いでいっぱいです。
 “小泉旋風”が吹き荒れ、自民党の圧勝という事態を招いたのは、ほんとうに残念です。しかし、この厳しい状況のなかでも、日本共産党が現有9議席を確保できたことは、今後の反転攻勢への土台を得たものとして貴重です。
 私は、巨大メディアに対抗する意味を込めて、ささやかながら新しい試みに挑戦しました。「憲昭のビデオメッセージ」を5本作成してホームページからダウンロードできるようにし、それを複写して活用できるようにするという作戦です。
 郵政問題や、障害者の金融バリアフリーの質問をまとめたビデオもつくりました。業者後援会では、税務署の横暴を追及した「ビデオメッセージ」を積極的に活用していただきました。
 私のメルマガ「憲昭eたより」も読者が増え、選挙中も毎日メッセージを伝えることができました。これらの努力は、これからも続けていきたいと思っています。
 新しい国会では、郵政民営化法案、障害者自立支援法案が再提出され、さらに増税や憲法改悪に関する動きも本格化します。「たしかな野党」としての存在意義は、いよいよ大きくなります。これからも全力をあげてがんばる決意です。


待ったなしのたたかいへ


元衆院議員 瀬古由起子 元衆院議員 瀬古由起子

 「小泉劇場」「小泉突風」「政権交代」のマスコミ報道があふれる中、「負けられない!」「何としても東海の複数議席を」という支持者や党員のみなさんの必死のとりくみに候補者として何度感動をいただいたことでしょう。
 とりわけ、昨年救援活動をした災害地などから「どうやったら恩返しできるか」と電話をいただいたり、他党の地方議員さんが「今度は比例は共産党に呼びかける」と訴えてくださったり、青年が「話を聞いてわかった。どうすれば入党できるのか」と声をかけてくれました。
 残念ながら私自身の議席を奪還できず、重い障害を持つ子どもたちが体中に絵の具をつけて描いてくれた「ひまわりの絵」を国会へ持っていけなかったことは、本当に無念です。でも大嵐の選挙の中でも、多くの方々から日本共産党によせられた熱い思いをしっかりとうけとめ、国政へ届けて行きたいと思います。
 たたかいは、これからです。郵政、大増税、憲法改悪、介護、医療、障害者…待ったなしのたたかいです。負けるわけにはいきません。自民党の悪政がある限り、国民の怒りは、早晩必ず国政を変える大きな動きを生みだすでしょう。
 誰もが人間らしく生き、働き、老いをむかえることができる日本をめざし、私はまた、選挙中にスリムになった体で軽やかに走っていきます。

 

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