【05.02.17】空港開港で声明　日本共産党愛知県委員会　
中部国際空港　浪費型変わらず　県営名古屋空港　平和利用こそ

２月１７日「しんぶん赤旗」

　日本共産党愛知県委員会（岩中正巳委員長）は、１７日の中部国際空港と県営名古屋空港開港にあたり声明を出しました。

　声明では「わが党は新空港建設について、浪費型大型公共事業として、過大な需要予測、環境破壊、見通しのない関連地域開発、名古屋空港の軍事基地機能強化などの問題点を指摘した。これらの問題点をかかえたまま出発した」との立場を表明。

▽中部国際空港は、名古屋空港の「代替空港」でしかなくムダな新空港。

▽空港島対岸部の「前島」への企業進出はいまだに１社のみなど、空港依存の地域開発は見直しが　求められる。

▽新空港が建設された常滑沖は、海域環境の悪化が指摘され、きびしい環境監視と保全対策が求め　られる。

▽県営名古屋空港は、収入を自衛隊の利用に依存し、空中給油機の配備など軍事利用拡大の歯止め　がない。民間利用優先、安全確保の立場から自治体によるシビリアンコントロールが求められる。

などの問題も指摘しています。そして「開港後も、空港事業による県民被害と環境破壊を防ぐために全力で奮闘する」としています。

声明全文は空港特集のページ「中部国際空港開港にあたって」をご覧下さい。