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【05.01.09】キーワードは「くらし・参画・次世代」市民が主役の市政推進
4月の名古屋市長選 くれまつ佐一氏が出馬表明 革新市政の会

1月9日「しんぶん赤旗」

日本共産党愛知県委員会 委員長 岩中正巳 4月の名古屋市長選に革新市政の会から推され立候補を決意した、くれまつ(榑松)佐一氏(48)=愛労連事務局長=は7日、記者会見でその思いを語りました。

 くれまつ氏が同会との間で合意した政策大綱案のテーマは「キーワードは『くらし・参画・次世代』」。
 
 「次世代」の意味を問われた同氏は「いま団塊ジュニア世代といわれるような人たちの多くが、結婚して子どもをつくって働けるような状況ではありません。夜中の9時、10時でも地下鉄は仕事帰りの人でいっぱい。そんな時間に仕事を終えているような人たちが、子育てできるようなバックアップをしたい」と高齢化する団塊世代などへの施策充実とともに、働く若い人たち、女性たちの暮らし支援の考えを語りました。

 「参画」についても同氏は「学童保育の活動などもしてきましたが、地域のためにがんばっている人はものすごくいます。しかし、上のほうに行くと“こういう意見がありました”という話になってしまう。区段階で施策を話し合うようなことはありません。地域の人たちが、自分たちがやりたくなるような施策を」と、市民が主役になった市政推進を強調しました。

 すでに出馬を表明している松原武久市長の打ち出している市政の方向については、きっぱり批判。「松原氏のいろいろな考えを見ましたが、的外れだと思います。“人間力”とか“家族力”とか言うが、それで何とかなるというような状況ではありません。夜中の9時、10時に仕事を終えて帰らざるをえないような状況があるのに“地域力”でどうするのか。期待されているものと違う感じがします」と述べました。

 

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