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【05.01.02】2005年この言葉とともに

1月2日「愛知民報」

佐々木憲昭千里の道も一歩から
    衆議院議員(比例東海ブロック) 佐々木憲昭

 千里を隔てる土地への旅も、まずは一歩から始まるという意味で、「千里の行も足下より」ともいいます。

 私は、いつもこの言葉を座右の銘としてがんばっています。どんなことでも一挙に成果が上がるものではなく、ひとつひとつ順を追って着実に進めなければなりません。国会での質問は華やかに見えますが、そこには、本人だけでなく議員団・事務所スタッフの血のにじむような地道な調査があります。その目に見えない努力こそが、大きな成功につながるのです。

 今年も、着実にそして大胆に、みなさんの期待に応えて奮闘する決意です。


瀬古由起子この子たちを世の光に
    前衆議院議員 瀬古由起子

 「この子たちを世の光に」。この言葉は私が大学で福祉を学んでいた時、重度障害の子どもたちの施設で働いている人たちが掲げ、励ましあっている言葉でした。

 目も見えず、耳も聞こえず、鼻から栄養をとる子どもたち。「かわいそうだから世の光を」ではなく、「この子たちこそ世の中を照らす希望の光」というのです。

 その理由がわかりました。子どもたちがオムツを替える時、フッと腰をあげるようになるのに10年もかかります。でも子どもたちはどんな重い障害があっても確実に何百万年の人類の歴史を体現し、発達の歩みをつづけているのです。

 人間として! 人間の全面発達を保障する「未来社会」では、「世の光」となった子どもたちがどのように輝いているでしょうか。


八田ひろ子人間をだいじにしたい
    前参議院議員 八田ひろ子

 人生経験もまだ未熟な20歳代で岡崎の市会議員として活動することになった私は、台所の小さなつぶやきも、戦争反対・憲法守れの声も市政に届けたいと思っていました。

 ところが、保育や教育の問題でも、福祉や医療でも、当たり前に思える事がなかなか通りません。まっとうに生きたいと模索している人々が何でこんなに粗末に扱われるのか! たくさんの方に話を聞き、資料にあたり、勉強すればするほど怒りが大きくなりました。

 でも、ねばり強くあきらめず、みんなで力を合わせれば、政治を動かすことができると市民のみなさんに教えていただきました。キーワードは、“人間をだいじにしたい”。日本国憲法の心であり、日本共産党の精神です。

 

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