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【04.10.16】階段怖くて立ちすくむ せめてエレベーターを
障害者らと八田ひろ子前参院議員 バリアフリー調査 名鉄犬山駅

10月16日「しんぶん赤旗」

名鉄犬山駅でバリアフリーの実情を聞く八田ひろ子前参院議員(右から2人目)=12日、犬山市  日本共産党の八田ひろ子前参院議員は12日、愛知県犬山市の名鉄犬山駅のバリアフリー調査をしました。

 「犬山駅の利用は足の不自由なものには無理。観光地なので外部からの障害者が来たりしても不便――」。

 9月14日、八田さんのもとに一通のメールが届きました。送り主は、車いす利用をしている河村暎子さん。八田さんはさっそく連絡をとり、河村さんが呼びかけてくれた障害のある人たちとともに行ったものです。党市議団も参加しました。

 同駅は、毎日2万5000人が乗降する駅。観光都市の同市の玄関口になります。党市議団の奮闘で、市が管理する駅の東西連絡橋のエレベーター設置を実現させましたが、連絡橋から3本あるホームへ行き来するためのエレベーターはありません。

 車いすを使う人が駅を利用するには、事前に駅に連絡し、駅員の誘導で一般の出入り口から百メートルほども離れた通用口から入らなければなりません。河村さんは「一度利用しましたが、とても大変。もう利用するのをやめてしまいました」と言います。

 他の人からも「神奈川県に住んでいたときには駅にエレベーターがあったのに、こちらに来たらなく、病院にいくのにも困ってしまった」「込み合っているとき、階段の上り下りで怖くて立ちすくんでしまう。せめてエレベーターがあれば」との声が出されました。

 八田さんは「皆さんがおっしゃることは当然の権利。きょうの調査も生かして、名鉄との交渉もし、ご一緒に運動していきましょう」と呼びかけました。

 

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