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【04.09.11】人員体制はぎりぎり 児童相談所
児童虐待問題めぐり名古屋市で懇談 八田ひろ子前参院議員

9月11日「しんぶん赤旗」

児童相談所の実情を聞く八田ひろ子前参院議員(左から2人目)と山口清明市議(左端)=8日、名古屋市  日本共産党の八田ひろ子前参議院議員と山口清明名古屋市議は8日、同市昭和区の市児童福祉センター(児童相談所)を訪ね、池内徹所長らと児童虐待問題で懇談しました。

 懇談では、市内全域を担当する「児童虐待防止班」(通報を受け初期対応する児童福祉司=専門職=で構成)は5人で、平均すると1人で34件の事案を抱えていることや、地域担当の児童福祉司は1人で2つの行政区を担当していることなどが説明され、ギリギリの人員体制ぶりや、重い負担から児童福祉司が長期に働き続けにくい状況も浮き彫りになりました。

 八田、山口両氏は、児童福祉司の配置基準が低すぎる問題などを指摘し、国や市に人員増や職員をサポートする体制の充実などを求めていくと述べました。懇談のあと施設内にある一時保護所も視察しました。

 

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