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【04.07.25】日本共産党 参院選候補が決意新たに
7月25日「愛知民報」
政治のゆがみの現実を目の当たりにして
元参院議員 党国際局次長 笠井あきら
参院選の比例5議席確保をめざす一人として、東海・北陸信越9県で思いきりたたかうことができました。愛知県民のみなさん、支持者、後援会員、党員のみなさんには、3年前に続いて昨年5月、候補者になって以来1年2カ月、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
この間、トヨタと小牧基地をかかえる県内各地を訪ね、「財界が主役」「アメリカいいなり」という日本の政治のゆがみの現実を目の当たりにし、年金改悪、消費税増税、イラク派兵、改憲への県民の怒りに触れてきました。リストラ・就職難、BSE問題、商店街の値打ちが生きるまちづくり、徳山ダム、「都市再生」問題などにも、ともにとりくみました。そして、「悪政にたちむかい、本物の改革をすすめる日本共産党が伸びてこそ政治が変わります」と訴えぬくことができました。
街頭でも、立ち止まって訴えを聞き、「今までの人生、自民党、民主党に入れてきたがいいこと何もなかった。だから今度は共産党」「信念の強い政党だね。だから迷ったときは迷わず共産党に入れるよ」と、政党選択を真剣に考えている姿があちこちにあり、最後まで共感の広がりを感じました。
各地で、「日本共産党たのむよ」「身近な候補者として必ず再び国会へ」と、党内はもちろん保守層を含む党外の方々が、猛暑のなか必死に支持を広げてくれた数々の感動の場面に出会い、候補者みょうりに尽きる思いでした。
結果は、「自民か民主か」という「二大政党」の流れのなかで、ご期待に応えることができなくて残念無念。しかし、みなさんの思いと活動が、日本共産党への貴重な436万票、4議席につながり、今後に必ず生きると確信しています。
「二大政党」による消費税増税、憲法改悪の動きに、「何でこんなに議席を減らしたのか。政治が一色になったら大変」「こんなときだからこそ共産党に頑張ってもらわないと」といわれます。
国民中心の新しい政治の流れをおこし広げる確かな力、日本共産党の値打ちと役割を、草の根からの粘り強い活動を通じて、知っていただきたいときです。
選挙後、「これ以上政治が悪くなったら生活できない。もう傍観者ではいられない」と入党した県内青年の決意に胸を熱くし、党創立82周年のいま日本共産党員としてがんばり時と痛感しています。これからも、ともに力をあわせましょう。
消費税増税・憲法改悪の道にストップを
前参院議員 八田ひろ子
「めげないで!がんばって!」。参院選挙の開票から一夜明けた金山駅前。月曜日の定例宣伝を、岩中正巳県委員長や笠井あきらさん、県委員会メンバーでおこなっていると、たくさんの方から声をかけていただきました。
選挙中の9日にも同じ場所、同じ時間で訴えましたが、選挙が終わった後のほうが注目を集め、温かい反応に感じられました。最初は、落選したのにナゼだろう?と思い、だんだんと多くの方に支援していただいたことに感謝の思いでいっぱいになりました。41万7587人の方に、「八田ひろ子」とかいていただきました。
「二大政党」のまやかしの濁流の中で、これだけの票を積み上げるためには、党員や後援会のみなさんが、一枚一枚のビラを届け、一人ひとりに会ったり電話したりして声をかけ、ポスターも張り、宣伝活動に汗を流してくださったおかげです。本当にありがとうございました。
みなさんの奮闘に支えていただいたのに、議席を守れなくて申し訳ありませんでした。でも、くじけていたら悪政を進めようとする人たちの思うツボです。
出勤のみなさんに「消費税増税・憲法改悪への道にストップをかけるたたかいにさらに力を尽くします」と決意を述べました。
笠井さんを当選させることができなかったこと、選挙区議席がゼロになったこと、残念でなりません。ウルトラCの技なんてありませんから、日本共産党を一人ひとりの県民のみなさんによく理解していただき、ごいっしょに政治を革新する運動を起こすしかありません。自民党と民主党の組織の強さをあらためて思いました。草の根に働きかける力、学習をしっかりしなければと痛感しています。
花の大好きな私は、選挙中にも街や軒先の花に励まされてきました。ところが選挙が終わって見たサルスベリの花が、あんなに美しく見えたことはありませんでした。やっぱり心に余裕が無かったのですネ。私の家のサルスベリは遅咲きの白ですが、これから盛りを迎える一枝をビンに挿して、大会決定の学習に取り組みたいと思っています。むろん宣伝行動や要求実現の活動に手を抜くつもりはありません。
国会で一緒に働いた本村秘書も活動の場所を愛知に移し、二人三脚でがんばりますので、どうぞよろしくお願いします。