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【04.05.28】徳山ダム 事業費増に同意するな
日本共産党愛知県委員会が知事に要請
5月28日「しんぶん赤旗」
日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)は27日、神田真秋知事に徳山ダム事業費の増額・負担増に同意しないことを求める申し入れをしました。
同ダムをめぐっては、20日に国交省中部地方整備局が、総事業費をそれまでの2540億円から3500億円に増額し、治水、利水に関係する愛知、岐阜、三重の三県と名古屋市などに、新たな負担割合と負担額を示しました。愛知県は、この見直しで利水容量を半減させましたが、治水、利水全体での負担額は257億円で、これまでより49億円もの増額になりました。
申し入れでは、同ダムの利水上の必要はない上、治水の効果も検証されていないと指摘しました。
▽事業費増額、負担増に同意しないこと
▽ダム、導水路(利水のため同ダムから木曽川へ導水する)の必要性と、同水路建設費負担増による水道料金への影響を明らかにすること
▽国と水資源機構に同ダムの建設中止を求め、県はダム建設事業から撤退すること
を求めました。
神田知事には、八田ひろ子参院議員と同県委員会名による「地方交付税削減反対・地方交付税確保のための共同の取り組みの申し入れ」もおこないました。