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【03.12.22】派兵は現地の思い裏切る 笠井あきら参院比例候補が講演 蒲郡市

12月22日「しんぶん赤旗」

講演する笠井あきら氏=20日、愛知県蒲郡市 愛知県蒲郡市の革新・蒲郡まちづくり学校(革新懇。清水芳卓代表世話人)は20日、同市民会館で、日本共産党の笠井あきら党国際局次長・前参院議員(参院比例候補)を招き、「世界の中のイラクと日本、そしてアメリカ」をテーマに講演会を開きました。

 イラク戦争と自衛隊派兵問題を論じた笠井氏は、党の野党外交でアラブやイスラムの国々の人たちとの対話してきた体験も紹介しながら、「自衛隊派兵は、人道の看板をかかげて戦争にかかわっていくもので、本当の支援の必要性より出発していない。人道支援、復興支援の基本は、その国の人たち自身がやるように援助をすることです」と指摘。「中東、アラブの人たちは、日本の平和憲法、広島・長崎の被爆体験、経済力、知識を知っており、特別な思いを持っています。この力を世界で発揮すれば非常に大きな力になるという期待があります。それが自衛隊派兵ということでは、裏切られたという思いが強い」と語りました。

 「学校」の人たちは講演会に先立ち、市内のスーパー前でイラク派兵反対署名を行いました。笠井氏も途中から参加しました。署名が82人から寄せられました。自衛隊派兵の賛否を問うシール投票では、「反対」64に対し、「賛成」はわずか2と言う結果でした。

 

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