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【03.12.14】自衛隊を戦場に送るな 「イラク派兵に反対」でパレード
愛知県民集会 沿道からも飛び入り
12月14日「愛知民報」
自衛隊のイラク派兵をくいとめようと市民団体や日本共産党が県下各地で集会や街頭宣伝、反対署名をくりひろげています。
太平洋戦争がはじまって62周年にあたる8日夜、名古屋市中区の栄広場で、イラク派兵、空中給油輸送機配備、憲法改悪に反対する愛知県民集会が開かれました。安保破棄・諸要求貫徹愛知県実行委員会がよびかけたもので、9日に小泉内閣がイラク派兵の基本計画を閣議決定すると伝えられていただけに、冷え込みのなか約300人が集まりました。
集会で連帯あいさつをした革新・愛知の会の成瀬昇常任代表世話人は、憲法改悪と戦争参加の道をすすむ小泉内閣をきびしく批判。日本共産党の佐々木憲昭衆院議員は、自衛隊派遣反対を訴えるイラクの高校教師から届いたメールを紹介し、米英軍の撤退と国連中心の復興支援、イラク国民への主権返還が解決の道とのべました。
政府が航空自衛隊小牧基地からC130H輸送機をイラクに先行派遣すると伝えられるなか、平和で住みよい小牧をつくる会の福本英雄事務局長は、海外派兵の拠点になっている同基地への空中給油・輸送機配備反対の運動強化を呼びかけました。
集会後、参加者はデモ行進し「自衛隊派兵やめよ」「空中給油機配備反対」「憲法9条守れ」と訴えました。通行中の市民から激励の声がとび、デモへの飛び入り参加もありました。
日本共産党県下で宣伝
日本の外交官2人が殺害されたとの報道後の5日には地方議員、党支部が県下約100カ所で派兵反対を訴えました。7日には加藤典子・名古屋市議が党支部の人たちと緑区内のスーパー前3カ所でマイクを握るなど、県下数十カ所で派兵反対署名への賛同をよびかけました。
名南学区で署名を訴え
名古屋市南区の「戦争への道をゆるさない名南学区共同行動実行委員会」(事務局担当・加藤孝一氏)は7日、同区柴田本通のユニー柴田店前で、イラクへの自衛隊派兵に反対する宣伝署名行動をおこないました。
イラク戦争で米軍の空爆などで負傷したイラク市民の姿や破壊された市街地の写真を街頭に展示し、1時間の行動で約100人の署名が集まりました。
同実行委員会は、同学区住民200人からイラク派兵と憲法改悪に反対する声を集め、これを地域に知らせる活動に取り組んでいます。