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【03.10.04】税金の使い方間違っている 事業費の増額とんでもない
日本共産党愛知県委員会が徳山ダム建設現場を調査 小選挙区候補らが参加
10月4日「しんぶん赤旗」
日本共産党愛知県委員会は2日、衆院小選挙区候補などが参加し、岐阜県藤橋村に建設中の徳山ダム建設現場を視察しました。
同ダムは、水資源開発公団が木曽川水系の揖斐川に治水、利水、発電を名目に建設が進められ、ダム湖面積が諏訪湖なみ、浜名湖の二倍の総貯水量をもつ日本最大のものです。 ムダな大型公共事業の見直しが求められるなか、同公団は建設事業費の大幅増額を発表しました。
内容は現行の約2540億円(1985年算定)を約1010億円増やし約3550億円。愛知、岐阜、三重県と名古屋市に追加負担を求めようとしているもの。現行計画で試算すると愛知県約291億円(約83億円増)、岐阜県約724億円(約206億円増)三重県約86億円(約24億円増)、名古屋市約260億円(約74億円増)になります。
名古屋市の9月定例市議会で日本共産党の黒田二郎市議は「建設を中断して事業の妥当性を再検討することが必要。追加負担に利息を加えた今後の巨額負担を考えれば、ダム事業から撤退を決断すべきだ」と追及しました。
各候補は「広大な建設現場を見て、税金の使い方が間違っていると実感した。総選挙で税金の使い方を福祉、暮らしにと訴えていきたい」と話します。
視察に参加したのは、木村えみ(愛知1区)、石川ひさし(愛知3区)、江上ひろゆき(愛知5区)、きしの知子(愛知10区)、野村のり子(愛知12区)、高林誠(愛知13区)、金子まさみ(愛知14区)、斎藤ひろむ(愛知15区)の各氏。