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【03.09.23】長く、快適に住むには 日本共産党がマンションシンポ 瀬古由起子衆院議員ら3氏が問題提起

9月23日「しんぶん赤旗」

マンションをめぐるさまざまな問題を話し合ったシンポ=20日、名古屋市中区・愛知県産業貿易館 日本共産党愛知県委員会は20日、「マンションシンポジウム」を名古屋市中区の県産業貿易館で開きました。安心して、長く、快適に住めるマンションにするためには――の問題を軸に、90人の参加者が活発な話し合いをしました。

 パネリストは、瀬古由起子(日本共産党衆院議員・党国会議員団マンション問題対策委員会事務局長)、千代崎一夫(住まいとまちづくりコーポ代表・東京都分譲マンション管理アドバイサー)、後藤徹(一級建築士)の3氏。

 瀬古氏は、小泉内閣の「規制緩和」政策のもとで、住宅政策も市場中心、大企業中心の路線が強められ、住民の追い出しを容易にする区分所有法の制定など、マンション住民にもさまざまな問題を押し付けていると指摘。党としてマンション管理支援法案を準備しているなど、住民を守る党の活動や政策を紹介しました。

 千代崎氏は「長生きマンションへのプログラムをいっしょにデザインしましょう」をテーマに語りました。「マンションは直しながら住めば長くすめます。長くすむためには、安全、快適に住めてこそ」と訴えました。

 後藤氏は、自身の開発した「マンション長期修繕計画表」を紹介しながら、建築士など専門家と協力し欠陥マンション被害を防ぐ方策などを語りました。

 フロアーからは、「入居から長い年数がたって1人暮らしの高齢者が増え、問題が深刻化している。亡くなって1週間、だれも気付かないことがあった」「築32年だが、生活をしたままでは配水管の取り換えができずに困っている。とりあえずは樹脂の塗布で対応したが」などの発言が続きました。ペット飼育やハト公害への取り組みも出されました。

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