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【03.09.13】徳山ダム建設やめよ 党愛知県委、名古屋市議団が水資源開発公団に申し入れ

9月13日「しんぶん赤旗」

徳山ダム建設の中止などを求める(右から)黒田、村瀬両市議、林氏ら=11日、名古屋市 日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)と同名古屋市議団(村瀬たつじ団長)は11日、金井太二郎水資源開発公団中部支社長に、徳山ダム建設の中止を求める申し入れをしました。申し入れは林信敏党県自治体部長(前県議)、村瀬、黒田二郎両市議らがおこないました。

 同支社は8月に、ダム建設事業費がこれまでの2540億円から1010億円も上積みし、3550億円にもなることを明らかにしています。

 申し入れは①事業費増加分の追加負担を愛知県、名古屋市に求めないこと ②過大な水需要予測で使うあてのない徳山ダムの建設は、ばく大な負担を愛知県民、名古屋市民に押し付けるムダと浪費の公共事業であり、建設を中止すること――の2点を求めました。

 同ダム計画について同県委員会、市議団は、これまでも、水道用水、工業用水ともに過大な水需要予測に立った計画で、ばく大な建設費の負担を県民、名古屋市民に押し付ける、ムダと浪費の公共事業と指摘。建設の中止とともに、県、名古屋市には水利権の全面返上を求めてきました。1010億円の事業費追加はダム本体工事の本格化に伴うもので、あらためて中止を求めたものです。

 公団側は「名古屋市などには2回説明した。予算が年末までに政府原案に盛り込まれないときびしい」などと述べました。

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