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【03.06.30】私立校で国会議員討論会 構造改革は、教育改革は
佐々木憲昭衆院議員「弱い立場の人支援こそ」

6月30日「しんぶん赤旗」  

東海高校・中学が開いた国会議員討論会。立って発言するのは日本共産党・佐々木憲昭衆院議員=28日、名古屋市 名古屋市東区の私立東海高校・中学で28日、国会議員討論会が行われました。同高校・中学の「サタディプログラム」の一つで、日本共産党からは佐々木憲昭衆院議員が出席しました。他党は、自民・吉田幸弘、民主・河村たかし、自由・都築譲各衆院議員、公明・山本保参院議員が出席しました。

 高校生が進行役の鴃昼から生討論鴆とうたった討論は、「経済、福祉、行政―人を生かす構造改革―」「これからの教育改革」がテーマ。構造改革問題で佐々木氏は「一番大事なのは、弱い立場の人をどう支援するのかの改革。強い立場の官僚、政治家、企業の癒着関係をただすことが必要です」と訴えました。

 教育改革問題では、佐々木氏は「キーワードは『ゆとり』と『機会均等』。現在は教育への統制が強まり、ゆとりがありません。子ども一人ひとり相手に教師がゆとりある対応ができるように教師も増やし、カリキュラムも改善するべき」と指摘しました。

奨学金制度の改悪をめぐり、佐々木氏と山本氏と論議の応酬になる場面も。

 生徒からは「塾を学校的なものにすればいいという意見も出たが、民間にあまり任せると営利団体になり、大都市に集中するようなことにならないのか」という質問も出されました。

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