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【03.06.06】「お寺巡りできなくなる・・・」「敬老パス必ず守って」
愛知社保協が名古屋・八事興正寺前で宣伝行動

6月6日「しんぶん赤旗」

「敬老パスは必ず守って」と署名するお年寄り 「楽しみにしている、お寺巡りが出来なくなる。わしら年寄りの楽しみを奪わないでくれ」「医療費が高くなるのに敬老パスを奪われたらたまらない」。5日昼、縁日でにぎわう名古屋市昭和区の八事興正寺前でお年寄りの切実な叫び声があがります。

 

 愛知県社会保障推進協議会(略称・愛知社保協)がおこなった「名古屋市の福祉給付金の対象者縮小をやめ、敬老パスの存続を求める」署名・宣伝行動です。敬老パスを振りかざして「これを絶対に守ってくれ」と訴える人など参拝に訪れたお年寄りが次つぎと署名していきます。

 同市は所得の低いお年寄りなどの医療費一部負担分を無料にしていた福祉給付金制度を、8月から住民税非課税世帯を対象から外します。65歳以上の高齢者に所得制限なしで支給していた市バス・地下鉄の敬老特別乗車券(敬老パス)を財政難を理由に見直しをしようとしています。

 同市緑区からバスと地下鉄を乗り継いで参拝にきた江田和吉さん(71)は「現役議員は費用弁償で多額の交通費をもらい引退議員は市の外郭団体に天下って多額の報酬をもらっている。それらを廃止して高齢者対策に使うべきだ」と話します。


☆日本共産党名古屋市議団が12日に学習会を開きます

「敬老パスを守れ!市政学習会」

12日(木)午後6時半から 

名古屋市公会堂4階第7集会室(JR中央本線、地下鉄鶴舞線「鶴舞」駅下車徒歩2分)

 

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