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【03.05.30】県議会の組織・運営改善を
日本共産党県委員会が議長に申し入れ
5月30日「しんぶん赤旗」
日本共産党愛知県委員会(岩中正巳委員長)は28日、県議会の組織・運営の改善について小林秀央議長に申し入れました。
申し入れは11の柱19項目。請願の押印は廃止を▽招集に応じ議会や委員会などに出席した際支払われる「費用弁償」の一律支給方式は見直し、交通費など実費支給に▽全議員が4年の任期中に1回は参加し、定例行事化している海外視察は、財政危機のおり当面やめること▽「議員からの申し出にもとづく議員派遣」(各種大会や研究会への参加など)は、議長一任で議会派遣にふさわしくない。必要な場合は各会派に出されている政務調査費で行うべきで、取りやめを▽県議の県外郭団体の「天下り」禁止――などを盛り込んでいます。
日本共産党は先の県議選で県議会議席を失いましたが、議席保有時と同様、県民の立場に立って県議会の民主的改革をすすめるため行ったものです。
「議員からの申し出にもとづく議員派遣」は、派遣が議会として必要なものなら、内容を事前に議会に示し、その判断にもとづいて執行するのが県民感覚からいえば当然です。しかし、愛知県議会では一部の行事出席などへの派遣を除き、所定の期間内の派遣について、一括して事前に議長に決定を一任する議決をし、以後出されてくる派遣の申請を議長が決済するという、いわば議長への白紙委任という仕組みになっています。