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【03.05.24】古窯跡の保存万全に 長久手町
革新県政の会などが県に要請
5月24日「しんぶん赤旗」
愛知万博会場の長久手町・愛知青少年公園内の古窯跡が、万博に合わせて休憩施設用地にされようとしている問題で、革新県政の会などは22日、県教育委員会、県建設部公園緑地課、博覧会協会に、遺跡の保存、顕彰に万全を期すべきだなどとする申し入れをしました。
古窯跡があるのは公園南端部の「キワニスの森」の休憩所があったところ。新たな休憩施設建設を前に、現在、記録保存のための発掘調査をしています。古窯跡は3基あり、13世紀、鎌倉時代のもので、山茶碗を焼いていました。
県教委への申し入れは、革新県政の会代表常任幹事の堀一日本共産党前県議、長久手町湫(くて)の会の今村美砂子代表、原田秀俊日本共産党長久手町議らがおこない、「なぜあそこに休憩所をつくらなければならないのか。公園の中だからこそ残して、市民が先人の生活の様子を実感できるような場所にするべきです」などと要望しました。
申し入れには、あゆち干潟の自然と歴史に親しむ会世話人の池田陸介、名古屋女子大教授の丸山竜平(考古学)、「健康と環境を守れ!愛知の住民いっせい行動」実行委員会会長の野呂汎(弁護士)の各氏も名前を連ねています。