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今度は参議院変える 愛知選挙区すやま氏が決意

会見で決意を語る、すやま予定候補=22日、愛知県庁

 日本共産党愛知県委員会は22日、愛知県庁で会見を開き、来年夏の参院選で愛知選挙区(改選数4)に、すやま初美・党県ジェンダー平等委員会責任者(46)=新を擁立することを発表しました。

 すやま氏は、2016年、19年、22年に続いて4度目の挑戦です。04年参院選で失った議席の回復を目指します。

 すやま氏は、総選挙の結果について、与党過半数割れするなど国民とともに政治を変える確信を得たとして、「国会の風景が変わった」と強調。「今度は参議院を変えていく」と述べ、「改選4議席のうち3議席を改憲勢力が握っている。ここに日本共産党が入り込み、力関係を変えることが重要だ」と強調しました。

 そのうえで、中小企業支援とセットで物価高騰に負けない賃上げ、ジェンダー平等社会を愛知から切り開いていくことなど決意を語り、「一人ひとりが力を発揮できる社会へ、自民党政治から抜け出し、人間の自由と能力が花開く政治にしていく」と話しました。

 会見には、石山淳一県委員長も参加し、「SNSの活用を抜本的に強化するなど、総選挙で広げきれなかった層へ日本共産党の政策を広げ、支持拡大を図っていきたい」と話しました。

(11月25日 しんぶん赤旗)