愛知県蒲郡市竹谷町で27日に発生した土砂崩れでは、2階建ての木造住宅が巻き込まれ30歳代から70歳代の5人家族が生き埋めになりました。
日本共産党の、もとむら伸子衆院議員は29日、日恵野佳代党市議と現地で黙とうし、調査しました。下奥奈歩党県議、すやま初美党県副委員長、あさお大輔愛知14区予定候補も同行しました。
現場は、蒲郡駅から約3㌔の地点にあります。土砂崩れが起きた山林には亀裂が入り、周辺には土ぼこりのにおいがしていました。重機2台で、復旧工事に当たっていました。
日恵野市議は、今回降った雨が今までにない激しい音だったと語り、「現場は土砂災害警戒区域には指定されていなかった。警報も出されず、これまでの被害予測は難しかったのではないか」といいます。
調査の後、蒲郡市役所を訪問し、大原義文副市長と山田浩隆危機管理課長から状況を聞き取りました。もとむら氏は「現場は言葉を失う被害でした」と語り、豊川用水の水漏れの影響に関する地元紙の報道や、警報が発出されていなかったことを質問しました。
山田課長は「水漏れは豊川総合用水の事務所に確認しているところ」と答え、「線状降水帯の予報が市町村単位になるのは5年先の予定。前倒しをお願いしたい」と要望を語りました。
(8月30日 しんぶん赤旗)