東海地方で活動する日本共産党は17日、ブロックいっせい宣伝を各地で行いました。自民党の裏金問題などを批判し、「政治を変えるため、ご一緒に声を上げましょう」とアピールしました。
日本共産党愛知県委員会は名古屋市中区の金山駅前で宣伝に取り組み、もとむら伸子衆院議員、すやま初美党県副委員長の両衆院東海比例予定候補が参加しました。両氏は、自民党の裏金問題を批判し、「日本共産党を大きく伸ばし、自民党政治を終わらせよう」と呼びかけました。
もとむら氏は、政治資金パーティー券の購入は実質的な企業・団体献金であり、自民党は裏金で政治をゆがめてきたと指摘し、「自民党裏金問題の真相解明と、企業・団体献金を禁止することが重要だ」と強調。今週にも参院で成立が狙われている、自民党の政治資金規正法改定案について、「政策活動費は10年間ブラックボックスのままで不正があっても罪に問えず『抜け道』だらけ。自民党は裏金の反省を全くしていない」と話しました。
すやま氏は、「自民党の要請でゼネコンへ献金額が振り分けられている」とした「しんぶん赤旗」日曜版のスクープを示し、「自民党は政策に値札をつけて売ってきた」と企業・団体献金を批判。「政党助成金を受け取らず、国民目線の政治の実現へ、日本共産党を応援してほしい」と述べました。
(6月18日 しんぶん赤旗)