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学び保障 政治の責任 愛知教員ら宮本岳志議員迎えつどい

 愛知県の「日本共産党を応援する愛知私学の会」は1日、宮本岳志衆院議員を迎えて、現在の政治と学校教育を学ぶつどいを名古屋市内で開きました。教職員ら20人以上が参加しました。

 宮本議員は、日本の高すぎる学費の問題に触れ、「日本全体の問題だ」と指摘し、「奨学金」について「卒業と同時に多額の借金を背負わせ、返せなければ自己破産に追い込む。こんなむごい制度はない」と話しました。

 日本政府が私学助成削減し続けるなか、私学助成拡充を求める請願署名が毎年国会に寄せられていることを紹介。「国会の全会派が紹介議員になっているにもかかわらず、毎年保留され廃案にされている」と強調。日本共産党が掲げる学費半額や入学金ゼロ、75万人分の給付型奨学金、返済半額カットの緊急提案を具体的な財源とともに示していることを紹介し、「子どもたちの未来のために政治を変えなければいけない。党員を増やし、強く大きな党をつくっていこう」と呼びかけました。

 参加者から、「奨学金の返済を苦にして自殺した人たちがいる。それほどまでに人を追い込む制度はどうなのか」と声が上がりました。宮本議員は「政治の責任は重い。『学ぼうとする思いを社会が保障する』という立場で頑張りたい」と応じました。

(6月2日 しんぶん赤旗)