愛知県扶桑町議選(定数16)が16日告示(21日投票)されます。日本共産党は現職のあらき孝三氏(75)が議席確保をめざします。選挙戦は現職12人、新人5人が立候補を予定する少数激戦の様相です。
日本共産党を除くオール与党議会は、国保税は年5.8万円、後期高齢者医療保険は年1.7万円値上げするなど福祉切り捨ての町民に冷たい町政を行っています。「国の負担で学校給食費の無償化を求める意見書」は日本共産党以外のすべての議員が反対し、25年度以降の給食費は値上げとなりました。
党町議団はこれまで、子どもの医療費無料化を18歳まで拡大、巡回バス実現、趙中学校にエアコン設置、高齢者に補聴器補助など実現してきました。
あらき予定候補は、「町には10億円の基金があり、財源はある」として、国保税・後期高齢者医療保険料・介護保険料の値下げ、保育園・小中学校の給食費無償化を掲げ、「オール与党議会と正面から対決し、税金の使い方を暮らし優先に切り替える町政に変えていく」と訴えています。
そのうえで、避難所施設の整備、巡回バスの充実、水道料金の値上げストップ、医療費無料化の拡大、安心して夜道を歩ける街路灯の整備――などを掲げ、支持を呼びかけています。
(4月13日 しんぶん赤旗)