東海各県の日本共産党は19日、東海ブロックいっせい宣伝に取り組み、「裏金まみれの自民党政治を終わらせ、希望ある新しい日本をつくろう」と訴えました。
愛知県では、衆院東海比例予定候補のすやま初美党県副委員長が名古屋市中区の金山駅前宣伝に参加しました。
すやま氏は、中小業者が1円単位で確定申告を行うなか、自民党議員が所得を隠し、「裏金」をつくっていたことを批判し、「来る総選挙で自民党の『裏金』による金権腐敗政治を一掃し、希望をもって生きられる政治に変えていこう」と強調しました。
政治腐敗の温床になった「政治家個人の資金管理団体」への献金が2000年に全面禁止されたものの、「パーティー券」として続けられてきたと述べ、「政党助成金との『二重取り』が続けられ、金が政治をゆがめてきた」と指摘。日本共産党は政党助成金も企業・団体献金も受け取っていないことを紹介し、署名付きのチラシを配布。「国民的運動で金権腐敗政治を終わらせよう。政府や企業に忖度(そんたく)せず、まっすぐ国民の声を届ける共産党を応援してほしい」と話しました。
能登半島地震への復興支援金も呼びかけ、「被災者の生活再建へ政治の責任を果たしていく」と訴え。寄付に応じる男性の姿もありました。
(2月20日 しんぶん赤旗)