愛知県弥富市議選(定数16、立候補17人)が18日投開票され、日本共産党の那須英二氏(44)=現=が9位、板倉克典氏(53)=現=が12位でそろって当選しました。議案提案権を持つ現有2議席を維持しました。
日本共産党の合計得票は1674票(得票率10.43%)で、前回市議選(2276票)の0.73倍、22年参院比例得票(1371票)の1.22倍でした。投票率は46.64%で前回より3.39㌽下回り、過去最低を更新しました。
喜びに沸く支持者を前に、那須氏は「得票を減らしたのは力不足。まともな市議会へ転換し、市民生活応援、防災優先の市政にしていく」。板倉氏は「給食費の保護者負担軽減へ力を尽くす。税金の使い方を変えていく」と話しました。
両氏はコロナ禍でため込んだ18億円の基金をくらし最優先に活用し、県下一高い水道料金、国保税・介護保険料の引き下げ、小中学校給食の無償化を訴え。水害対策として、尾張大橋(国道1号)の架け替えを公約に掲げ、支持を広げました。
(2月20日 しんぶん赤旗)