愛知県弥富市議選(2月11日告示、18日投票・定数16)勝利、総選挙躍進めざし、日本共産党の、もとむら伸子衆院議員(衆院東海比例予定候補)を迎えて27日、弥富市内で党演説会が開かれました。党大会後初めての県内地方選で、現職の、なす英二(44)、いたくら克典(53)両氏の現有2議席確保へ満場の熱気に包まれました。伊藤恵子衆院愛知9区予定候補も参加しました。
もとむら氏は、愛知県が「敵基地攻撃能力」のミサイル製造拠点になっていることから有事の際に港湾地区の弥富市が標的になる可能性を指摘。「一度戦争が始まれば止められない。『軍事対軍事』の悪循環を絶対に起こさせない努力こそ必要だ」と強調。岸田首相が能登半島発生後の年頭記者会見(4日)で、任期中の改憲を推進する考えを示したことにふれ、「いま必要なのは、改憲や軍事ではなく、避難者の生活再建や防災。地方からモノ言う共産党の、なす、いたくら両予定候補を再び市議会に送り出してほしい」と呼びかけました。
なす予定候補は、海抜ゼロ㍍地帯が広がる弥富市で木曽川下流部の尾張大橋架け替えは水害対策上の急務だと強調。「防災に力を入れるべき時。ミサイルよりも、命を守る橋架け替えへ、全力を尽くす」。いたくら氏は、小学校統廃合問題に触れ、「四つの小学校の統廃合、一つの中学校の廃校が検討されている。地域のコミュニティーを奪う行為だ。市民サービス削減を続ける市政に声をあげ続けていく」と訴えました。
(1月31日 しんぶん赤旗)