安保3文書の決定から1年。「敵基地攻撃能力」の保有、さらには改憲へと国民そっちのけで暴走する自民・公明とその補完勢力。悪政を止めるためには、私自身が政治を変える「主体者」にならなくてはいけないと日本共産党への入党を決意してから7年になります。
大学・大学院(修士課程)時代はイギリスの大西洋奴隷貿易を研究しました。党が次期党大会議案の中で、過去の欧州列強による植民地支配や人権侵害を反省して人権が真に尊重される世界へと社会が発展しつつあることを正確に指摘していることに感動を覚えました。科学的な分析、徹底した議論、その中で出された結論に一致して取り組む姿勢、これこそが日本共産党の強みだと確信しています。
私自身、新自由主義の下、非正規雇用で働きながら450万円もの奨学金を返済してきました。国民こそがゆがんだ自民党政治の被害者であるという100周年記念講演の表現は、私にもそのまま当てはまります。
各地で宣伝・訪問対話に取り組んでいます。党が9月に発表した「経済再生プラン」が、高学費に苦しむ若者にも、低賃金で不安のなか働く労働者にも、社会保障の改悪で生きる希望を失った高齢者にも響いています。
ガザでの惨状に心を痛めている学生が、停戦を求めるスタンディングに共感して写真を撮っていくなど、着実な変化を日々実感しています。希望の持てないこの国の政治を大もとから変えるため、頑張りぬく決意です。
(12月23日 しんぶん赤旗)