日本共産党愛知県委員会は7日、来たるべき総選挙で党躍進、衆院比例東海ブロック(定数21)2議席獲得をめざし、全県に党の風を吹かせるキャラバン宣伝をスタートさせました。初日は、衆院東海比例予定候補の、もとむら伸子衆院議員、すやま初美党県副委員長の両氏、井上哲士参院国対委員長が参加し、支援を訴えました。
もとむら氏は、男女の生涯賃金格差が1億円あるとして、昨年の予算委員会で女性差別是正を求め改善させたと述べ、「大企業から1円も受け取らない共産党だからこそ、就職差別、賃金差別をやめさせジェンダー平等の社会を実現できる」と強調。「さらに前進させるため、党への支援を大きく広げてほしい」と話しました。
すやま氏は、国民の声を聞かず、大軍拡、大増税、「戦争する国」に突き進む岸田首相を批判。「日本が米軍のミサイル戦略に組み込まれるなど『戦争する国』づくりの流れを止めるため、総選挙で岸田政権にノーの審判を下そう。アメリカ言いなりの政治を変えるため全力を尽くす」と語りました。
井上氏は、自民党政治によって賃金が上がらず、社会保障が削られ、食料・エネルギーが自給できないという日本経済の衰退を招いたと指摘。党が9月28日に発表した「経済再生プラン」を紹介し、「財界の利益最優先の政治をもとから変え、暮らしに希望を届ける道筋を明らかにしている」と述べ、「共産党が大きく躍進することが岸田政権への一番の審判になる。比例東海2議席へ押し上げてほしい」と呼びかけました。
(10月8日 しんぶん赤旗)