愛知県小牧市議選(定数25、立候補32人)が1日投開票され、日本共産党は現職の安江みよ子氏(68)が1742票で9位、山田みよ子氏(68)が1238票で23位、新人のいがいけんじ氏(68)が1310票で21位、そろって当選し、2議席から代表質問権を得る3議席を獲得しました。投票率は38.54%で過去最低でした。
3氏の合計得票は4290票(得票率9.62%)。前回から495票減りましたが、22年参院選比例票を816票上回りました。
市議選は総選挙の前哨戦として共産党のほか、自民、公明、立民、参政の各党が擁立。「共産党落とし」が激烈に行われなか、共産党の3氏は対決構図を鮮明に打ち出し、大企業の利益を優先する山下史守朗市長言いなりの「オール与党」か、「チェック機能」を果たす共産党かと訴え。県下5位の財政力をいかし、タクシー券の配布、給食無償化などを公約に掲げていました。
大勢が判明した深夜、3氏は支援者と喜び合いました。安江氏は「4年間何度も悔しい思いをしてきた。3人で訴えてきた要求を市民と一緒に実現する」。山田氏は「市長言いなりの市政を厳しくチェックする。市民の声を行政に反映させていきたい」。いがい氏は「使命感を持って、地域の声、社会的に弱い立場にいる人の声を代弁していく」と話しました。
(10月3日 しんぶん赤旗)