愛知県豊川市長選挙が24日告示(10月1日投票)され、新人の中村ゆう子(75)=無所属、日本共産党推薦が第一声をあげました。現職の竹本幸夫氏(69)=自民、公明推薦=との一騎打ちです。
中村氏は、「平和と暮らし最優先の市政にしていく」と強調。竹本市長が推進する6事業総額370億円の大型建設事業の見直しを訴え、「事業費は際限がない。一つでも見直せば、給食無償化など子育て支援に取り組むことができる」と指摘し、「物価高から暮らしを守り、福祉、医療、防災など市民の生活を支える自治体本来の役割を果たしていく」と強調しました。
中村氏は、暮らしを守り、子どもと市民の願い実現へ①小中学校給食無料化②小中学校体育館にエアコン設置③市プールの新設④タクシー利用補助を公約に掲げ、緊急に実施すると訴え。陸上自衛隊豊川駐屯地の核シェルターに反対し、「国に物申す市長になる」と力を込めました。
(9月26日 しんぶん赤旗)