24日投開票された愛知県稲沢市議選(定数26・立候補30人)で、日本共産党の曽我部博隆氏(68)は1390票(21位)服部俊夫氏(68)は1224票(24位)で当選し、4年ぶりに複数議席を回復しました。投票率は46.11%。
両氏の合計得票2614票は、22年参院選比例の3229票から615票マイナスでした。
選挙戦は、共産党排除を狙う「オール与党」対日本共産党の対決でした。党2候補は「市いいなりで国保税や介護保険料引き上げなど負担を押し付けるのか、小中学校給食費無料化やコミュニティーバス充実など市民応援の市政を実現するのか」と正面から訴え、公共施設統廃合など「地域こわし」を許さない声をあげました。
選挙結果が判明した25日未明、曽我部氏は「地域文化の要である公共施設は残し、統廃合を絶対に阻止していく」、服部氏は「学校給食無償化やコミュニティーバス充実といった、子育て応援・高齢者支援の政策をすすめる」と公約実現の決意を語りました。
(9月26日 しんぶん赤旗)