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勝利へ全力 小牧市議選 24日告示10月1日投票

 愛知県小牧市議選(定数25)が24日告示(10月1日投票)されます。日本共産党は現職の安江みよ子(68)、山田みよ子(68)、新人の、いがいけんじ(68)の3氏が現有2議席から代表質問権を得る3議席をめざします。

「こども未来館」設計をめぐって、100%落札で情報漏えい疑惑があるなか、共産党を除くオール与党議会は、山下史守朗市長の提案した工事予算に賛成。党市議団は追及を続け、市長が情報漏えいを認めました。イエスマンではなく、チェック機能の役割を果たす党議席が必要です。

市長とオール与党は、大企業の利益を優先する一方で市民の願いをないがしろにしています。9月議会に出された「80歳以上にタクシー券配布」、「小中学校給食の完全無償化」の請願は共産党以外の反対で否決されました。

小牧市の財政力は全国9位、県下5位。共産党の3予定候補は、小中学校給食完全無償化、80歳以上にタクシー券配布、市営温水プール早期再開、都市計画税引き下げ、18歳以下の国保税均等割廃止などの公約を財源とともに示し、「市民と力を合わせ、豊かな財政力を市民の暮らしに使う市政へ変えていく」と訴えています。

市議選は36人が立候補を予定する多数激戦の様相。安江氏の地域から、市長の義弟が立候補を決めるなど「党封じ込め」や「大丈夫論」の攻撃が強められています。現有議席も失いかねない状況に、党と後援会は「市政の転換には党議席が必要です」と呼びかけ、「折り入って作戦」やSNS活用の強化に取り組んでいます。

(9月23日 しんぶん赤旗)