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勝利へ全力 稲沢市議選 17日告示、24日投票

 愛知県稲沢市議選(定数26)が17日告示(24日投票)されます。日本共産党は、現職のそがべ博隆(69)、新人の服部としお(68)の両氏が現有1議席から2議席獲得をめざします。

 30人が立候補を予定する激戦。前回復活当選した、そがべ予定候補の地元から、現職や維新、参政の新人ら10人の立候補が予想される「共産党落とし」のシフトがしかれています。

 市政は、日本共産党を除くオール与党に支えられ、旧祖父江町や旧平和町で保育園、小学校、プールなど公共施設の統廃合を進める「地域こわし」の一方、福祉や市民サービス削減でため込んだ186億円の基金を市中心部の開発につぎ込んでいます。

 党市議団は、18歳までの医療費無料化・国保税均等割5割減免、小学校特別教室へのエアコン設置などを実現し、「地域こわし」の見直しを求めてきました。

 両予定候補は「暮らしの願いや悩み、声に応える市政に転換する」と訴え、24歳までの医療費無料化、学校給食無償化、子どもの国保均等割無償化の「3つのゼロ」、介護保険の負担軽減、コミュニティバス充実、補聴器購入助成拡充の「3つの安心」などの公約を掲げています。

 党と後援会は、「国いいなりで福祉を削るオール与党か、市民の声を届け市政をチェックする日本共産党か、対決軸は明瞭です。党躍進で政治を大もとから変えるため、支持を大きく広げてほしい」と宣伝、対話・支持拡大に全力をあげています。

(9月12日 しんぶん赤旗)