愛知県日本共産党後援会は26日、名古屋市内で2023年総会を開き、比例東海ブロック(定数21)で、もとむら伸子衆院議員の議席を守り抜き、すやま初美党県副委員長の勝利で2議席確保、33万票の得票へ全力をあげようと決意を固めあいました。
もとむら議員は、三菱重工小牧南工場(豊山町)で、日英伊共同による次期戦闘機の開発拠点化が進められていると指摘し、平和憲法の理念を投げ捨て、紛争を助長しないという国の在り方を根本から変えるものだと批判。「軍事大国」への道を東海エリア選出の自民党議員が先頭に立っていると述べ、「共産党議員を増やして、平和憲法を守る力を与えてほしい」と呼びかけました。
すやま予定候補は、「130%の党づくり」をめざすキャラバン宣伝の経験を紹介しました。国民の命や人権、暮らしにかかわる悪法を強行した岸田政権、自民、公明、維新、国民の「悪政4党連合」への怒りと同時に、一緒に声を上げてくれる党への期待が広がっていると強調。「おかしい政治に声をあげ、ともに政治を変えていく流れのなかで、党を大きく躍進させてほしい」と話しました。
小選挙区予定候補の愛知2区・酒井ケンタロー、5区・えがみ博之、7区・鈴木こういち、9区・伊藤恵子の4氏があいさつ。14区・あさお大輔予定候補のメッセージが紹介されました。
各後援会が活動報告。青年学生後援会は「アメリカ・財界言いなりの『二つの異常』が青年との対話の中心になる。乗り越えた先に、こういう社会があるんだと大きく示せれば、党を伸ばせる。後援会のがんばりどころ」。豊橋市後援会は、「4月の県議選で下奥奈歩県議が復活し、市議選では3人全員当選。ニュースの定期発行と内容の充実が訪問活動の力になり、『折り入って作戦』の土台になった。これを強化し、総選挙の結果に結び付けたい」と話しました。
党中央選対局の小松崎久二夫次長が、「楽しく元気の出る後援会活動のすすめかた」を講演しました。
土井敏彦後援会長は、「草の根からの運動を広げ、大きな後援会をつくり、総選挙で比例2議席確保、党の躍進を勝ち取ろう」と訴えました。
(8月29日 しんぶん赤旗)