名古屋市中区の繁華街で19日、ロシアによるウクライナ侵略に抗議する街頭宣伝が取り組まれ、青年やウクライナ出身者ら40人が「ストップ・ウォー」「ストップ・プーチン」と声を上げました。
呼びかけたのは、青年有志でつくる「ピース・フォー・ウクライナ」。2022年2月24日の開戦直後から抗議宣伝をはじめて1年半、今回で18回目になります。
初めて参加した高校1年生は、「ウクライナでは同世代が戦争によってたたかわなければいけない。自分や友だちがもし軍隊に入れられて、銃を向けられることがあったらと考えるとゾッとする。こんな戦争は今すぐやめてほしい」と話しました。
ウクライナ北東部ハリコフ州から昨年避難してきたバレンティナさんは言います。「昨年の2月24日、早朝4時半にミサイル攻撃があった。しばらくは家で隠れていたが状況が悪化し、西へ避難することを決め、最終的に日本へ来た。日本のみなさんの支援に感謝している」
参加者は、ウクライナの愛国歌「赤いカリーナ」やウクライナ国歌など3曲を歌い、一刻も早くロシアがウクライナから撤退し、平和が訪れるよう願いました。
人道支援募金が呼びかけられ、1万2526円が寄せられました。協力者には、ハンドメイドのウクライナグッズが配られました。
(8月23日 しんぶん赤旗)