「日本共産党を支援する愛知医師・歯科医師の会」(医師・歯科医師後援会)は22日、名古屋市内で日本共産党の井上哲士参院議員を招いて、総選挙勝利をめざす学習交流会を開きました。
医師・歯科医師ら30人が参加。党躍進にむけて、対話1万・支持拡大3千を目標に、いつ解散・総選挙になってもたたかえる体制をつくり、要求に基づく運動を広げようと確認しました。
山内一征共同代表は、「先の国会では、岸田政権や自民、公明、維新、国民の悪政連合により、敵基地攻撃能力、大軍拡、マイナンバーカードなど、まともに議論もなく強行された。これが法治国家の姿なのか。新しい政治をつくっていくためにも、共産党を大きく伸ばそう」と訴えました。
井上氏は、トラブルが相次ぐマイナンバーカードにふれ、「法案は強行されたが、破綻が明らかになり、政府は暗証番号なしや名称変更など迷走している」と指摘し、「運用を中止し、見直し、紙の保険証の存続を」と強調しました。
強行の大本には、社会保障の削減、個人情報をビジネスに活用したいという財界の要求があると指摘。「しんぶん赤旗」(13日付)のスクープ記事を示し、制度の中核システムを受注した企業から自民党が5・8億円もの献金を受けていたことを告発。「国民の命より財界を優先する政治を大本から変えなければいけない」と述べ、総選挙では比例東海ブロック(定数21)で2議席を必ず勝ち取り、もとむら伸子衆院議員、すやま初美党県副委員長を押し上げようと呼びかけました。
参加した医師らからは「欧米で厳格に守られている個人情報が日本では丸裸にされようとしている。監視社会につながりかねない」、「マイナンバーカード中止を求める要求運動が医師のなかにも広がっている。医療現場で起こっている人権無視の実態を国民に発信し、あらゆる方面に広げていくことが大事」、「維新が『身を切る改革』というが、共産党は野党共闘でも候補者をおろし、政党助成金ももらわず、いちばん身を切ってきたと思う。今国会はあまりにも悪法が通り、落ち込むこともあったが、共産党の国会議員の奮闘を見て、救われた思いだった」などの意見や党への期待の声がだされました。
(7月26日 しんぶん赤旗)