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解散・総選挙で党躍進、比例東海2議席を勝ち取ろうと呼びかける(右から)井上、久野両氏=1日、愛知県知多市
愛知県の日本共産党知多市委員会は1日、井上哲士参院議員を迎えて、市内で国政・市政報告会を開きました。
井上氏は、岸田文雄首相が解散を党略的にもてあそび腰砕けに終わったのは国民の批判の声に追い詰められた結果だと指摘し、「大軍拡・大増税、改悪入管法、紙の保険証廃止の反対などで、法案強行後も国民的世論と運動が広がっていることは大きな希望だ」と強調しました。
企業・団体献金、政党助成金を受け取らず、ブレない共産党が伸びてこそ、「アメリカいいなり、財界のもうけ優先」の二つのゆがみを正していけると述べ、「比例東海ブロック(定数21)で、もとむら伸子、すやま初美両候補の議席を必ず勝ち取り、政治を大本から変えていこう」と呼びかけました。
久野たき市議は、市の補助を受けて運行する「知多バス」がダイヤ改定で不便になる一方、市役所新庁舎の建設(12月策定予定)に約100億円かかることを批判し、「市民生活を応援する市政にするため、引き続き市民の声を届けていく」と述べました。
参加者から「共産党は宣伝やつどいにもっと力を入れてほしい」、「これから海水浴シーズン。汚染水の海洋放出は中止してほしい」などの声が出され、井上議員は一つずつ丁寧に答えました。
(7月5日しんぶん赤旗)