日本民主青年同盟愛知県委員会は22日、食料支援「ほこほこプロジェクト」を日本福祉大学美浜キャンパス(美浜町)に近い奥田公民館で取り組み、約20人の学生が訪れました。
コメやトマト、トウモロコシ、レトルト食品、日用品などが机に並べられ、訪れた学生は思い思いに袋に詰め、持ち帰りました。
初めて参加した1年生は「初めての1人暮らしで何にどれぐらいお金がかかるかわからず、バイトも始めたばかりでまだ給料がない。食費がなくて本当に困っていたので助かりました」と笑顔で話します。「ボランティアに興味があって、大学のサークルもいくつか入っている。私も食料支援の取り組みをやってみたい」と次回のスタッフ参加を約束しました。
先週まで教育実習していた4年生と対話になり、県内の学生班が行った「教育実習実態アンケート」が話題に。「実習はすごく楽しかったけど、なかなか時間通りには帰れず疲れました」と話す学生に、スタッフは「長時間実習で大変な思いをして教員の夢をあきらめた学生が少なくない。実態を調査して、国会に要請したら文科省が改善に動いた」と紹介し「教員めざしてがんばってください」とエールを送りました。
学生から「小麦粉、光熱費が一気に高くなって大変」、「奨学金月10万円で有利子。ちゃんと返せるか不安」などの声もありました。
(6月24日 しんぶん赤旗)