名古屋市中川区の尾頭橋商店街で7日夕、ちょうちんを片手に「原発反対」「わたしたちに戦争はいらない」など訴えるデモが行われました。
主催は、区民有志でつくる「ちょうちんデモの会」。2012年8月から毎週水曜日に実施し、時々の政治状況やそれぞれの要求を持ち寄り、手作りのプラカードを掲げて商店街沿道にアピールしています。
終点の尾頭橋交差点で参加者はスタンディング。マイクを持ち、「防衛費を増やすより、福祉・子どもに金を使ってほしい」「外国人の人権を無視する入管法改悪案は子どもたちに説明できない」など訴えました。
小林久仁子さんは「健康保険証廃止・マイナンバーカード強要」について、「任意だったはずのマイナンバーカードと命にかかわる健康保険証を一体化させるのは非合理的。持ってない人や自分で申請ができない人がいるなかで保険証を廃止したら医療が受けられなくなる。政府と国民の信頼関係が大事なのに、逆方向に向かっている」と話しました。
後藤正則さんは「デモの始まりは『原発反対』から。入管法、マイナンバー、大軍拡・大増税と国民の暮らしや人権を無視する岸田政権は倒さなければいけない。一歩でも二歩でも一緒に歩いてくれる人を増やしたい」と語りました。
(6月10日 しんぶん赤旗)