学生にビラ入りティッシュを配布し、オンライン署名を呼びかける組合員＝5月31日、名古屋市天白区
愛労連（愛知県労働組合総連合）は５月３１日、名古屋市天白区にある名城大学最寄りの地下鉄「塩釜口」駅前で「めざせ 最低賃金１５００円」宣伝に取り組みました。組合員ら１０人が参加しました。
愛労連が大学生向けの最賃宣伝を行うのは初めて。学生を応援する横断幕を掲げ、「めざせ１５００円。オンライン署名に協力を」を書いたビラをつけたティッシュ５００個とともに、『働くあなたの権利手帳』２００冊を配布しました。
参加者がマイクを握り、「自立に必要な最低生計費を全国で調査したところ、名古屋は時給１６０１円必要だと明らかになりました。愛知の最低賃金は９８６円。深刻な物価高騰に少しでも追い付くため、少なくとも時給１５００円に引き上げることが必要です」、「物価高騰で生活が大変になり、学ぶことが保障されなくなっている。時間給があがれば、生活が楽になります」「一昨年は１万２９０２人分の署名で、時間給が２８円上がりました。みんなの声が集まれば、大幅引き上げは可能です。ご一緒に声を上げましょう」とオンライン署名への協力を呼びかけました。
受け取った学生からは「いいじゃん、１５００円」、歩道脇の会社から出てきた人からも「これはいいね」と好評でした。
（６月２日 しんぶん赤旗）