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「校則変えて」対話次々 党と民青が「若者宣伝」再開

若者とシールアンケートや対話に取り組む参加者=25日、名古屋市中村区

 日本共産党愛知県委員会と日本民主青年同盟県委員会は25日夜、総選挙含みの緊迫した情勢のなか、名古屋駅を利用する若者と対話する「名駅若者宣伝」を再開しました。若者ら20人と対話し、「大軍拡・大増税」の是非や「政治にやってほしいこと」を問うシールアンケートに取り組みました。

「5年間で43兆円の大軍拡は必要か」の問いに仕事帰りの会社員(25)は「もったいない。少子化対策に使ってほしい」、「学費減額は少子化対策になる。自分の学費は親が出してくれたが、自分の子どもに同じことができるとは思えない。子育て・教育にかかるお金を減らしてほしい」と回答。党や民青の反戦平和や学費減額の活動を紹介すると「もっと知りたい」とJCPサポーターに登録しました。

 女子高校生の集団とは「理不尽な校則を変えてほしい」と対話になり、高校生から「小学校低学年は肌着禁止だった」「下着は白しかダメ」「眉毛も形が決められてた」など不満が次々出されました。須山初美党県副委員長が、国会で畑野君江衆院議員(当時)がで「肌着禁止」問題を取り上げ、是正されたことを紹介すると「すごーい!変な校則はどんどんなくしてください!」と対話しました。

 「差別なくしてほしい」と話す大学1年生は「ヒップホップの音楽が好きでよく聞くけど、歴史を学ぶと黒人差別があることを知った。大学のジェンダー論の講義ではLGBTQや男女差別を学んでいる。差別をなくすためには、まず学ぶことが大事だと思う」と話しました。

(5月27日 しんぶん赤旗)