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物価高 「食糧支援助かる」

 日本民主青年同盟愛知県委員会は17日、稲沢市と豊川市の2カ所で食料支援「ほこほこプロジェクト」に取り組みました。米や野菜、果物、インスタント食品など地域の人から寄せられた物資が並べられ、訪れた学生らは「助かります」、「ありがとうございます」と持ち帰りました。

 稲沢市国府宮駅前の会場は、21年4月から毎月開催。今回は大学生や高校生ら8人が訪れました。通りがかった高校2年生と「どうしてこういう活動をしているんですか」と対話に。スタッフが「コロナ禍や物価高で学校をやめてしまう人がいる。少しでも助けになれば」と説明すると高校生は「私の学校にも経済的に辞めちゃった子が何人かいます」と語り、スタッフが驚きました。「活動に興味がある」と話す高校生と民青加盟呼び掛け文を読み合わると、高校生は共感していました。

 韓国人留学生は「トイレットペーパーも買えずに困っていた。生活は苦しく支援はすごく助かる。勉強がんばって、日韓友好のためにできることがんばりたい」と話しました。

 豊川市のJR豊川駅前の会場では、シングルマザーが「体調を崩して退職した。子どもは1日の食事が給食だけの日もある」と語り、日本共産党の安間寛子市議に相談。「話を聞いてもらえて光がみえた」と話しました。ボランティアに参加した大学生が民青に加盟しました。

(5月20日 しんぶん赤旗)