日本民主青年同盟愛知県委員会は27日、大学生を対象にした食糧支援・相談活動を行う「ほこほこプロジェクト」を日進市内で実施しました。
事前にビラ配りやSNSで告知するなどして開始前から列ができ、学生ら90人が参加。地域の人からカンパされた、コメや野菜、果物、インスタント食品など次々と袋に詰めて、笑顔で持ち帰りました。
新1年生12人を含む、40人以上と対話。養護教諭を目指す1年生は「一人暮らしを始めたばかり。何にお金がかかるかまだわからず、食料はすごく助かります」。「社会問題への興味」を聞くと、「コロナ対策や生活支援がもっと必要です。若い人が選挙や政治にかかわっていくことが大事だと思います」と語りました。
「統一地方選で初めて投票に行った」と話す学生は「選挙に行くなら、と初めて公約を読んだ。政策に違いがあり、いいこと言っているなと面白かった。でも、自分の1票にどれだけ価値があるかわからなかった」と話します。同盟員が「当選できなくても、得票数は投票先の人たちの公約実現をめざす力になる。絶対に無駄にならない」と応じると「確かにそうですね」と答えました。
「留学したい」と語る1年生は「海外に行ったときに、自分の思想や国の歴史を聞かれることがあるけど、自分は語れず不安」と対話に。同盟員が「政治や歴史を勉強することもできるよ」と民青の活動を紹介。学生は「興味がある。一度参加したい」と連絡先を交換しました。
(4月29日 しんぶん赤旗)